受託項目 病理組織検査

  • 細胞診検査
  • 病理組織検査
  • 酵素抗体法(免疫染色)
  • 組織化学一覧(特殊染色)
EGFR遺伝子変異解析
EGFR gene mutation analysis

検査方法

PNA-LNA PCR Clamp法(改良法)

保存

未染スライド 5枚(5μm厚)常温
パラフィンブロック 常温
胸水 冷蔵
気管支洗浄液 冷蔵

日数

14~20日

点数

2100点

備考

抗癌剤ゲフィチニブの効果を予測する検査。変異があると効く可能性が高まる。
病理組織診断にて悪性腫瘍が認められていることを確認の上、ご提出下さい。腫瘍細胞が少ない場合、変異を検出できない場合があります。
「胸水」「気管支肺胞洗浄液」は細胞診検査にて悪性腫瘍細胞が認められていることを確認の上、ご提出下さい。
ホルマリン固定検体では、一般に推奨される固定液は10%中性緩衝ホルマリンであり、固定時間の目安は、手術材料では室温で18~36時間、生検材料では室温で3~6時間程度です。
4~5mm程度の厚さの組織として短時間で固定した後に切り出しを行うことにより核酸の断片化が改善されることがあります。
肺癌の詳細な診断および治療法の選択を目的として患者本人に対して行った場合に限り、原則患者1人につき1回に限り算定できます。算定に当たっては、ア(肺癌におけるEGFR遺伝子検査)と診療報酬明細書の摘要欄に記載する必要があります。
肺癌においては、再発や増悪から2次的遺伝子変異等が疑われ再度治療法を選択する必要がある場合にも算定できます。
「悪性腫瘍遺伝子検査」、「造血器腫瘍遺伝子検査」または「免疫関連遺伝子再構成」のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合は、主たるもののみ算定できます。
患者から1回に採取した組織等を用いて同一がん種に対して悪性腫瘍遺伝子検査を実施した場合は、次の通り算定します。2項目:4000点。3項目以上:6000点
肺癌の組織を検体とした「EGFR遺伝子変異解析」と「EGFR遺伝子変異解析〈血漿〉」を同一月中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定できます。

容器

詳細

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